エラストピア®

病状対応型フレキシブル個室『エラストピア®』は、一つの保護室を患者さんの症状に合わせて5通りの空間に可変し、患者さんのアメニティを段階的に高めることのできるシステムです。そのコンセプトは、より高いアメニティ、プライバシー、セキュリティ、セーフティの確立にあります。

  1. アメニティ、プライバシー、セキュリティを高め
  2. 治療段階に応じて必要最小限の行動抑制をし
  3. バックベッドを必要とせず
  4. 周囲の音から出来るだけ遮断され
  5. 外部との見通しも適度にでき
  6. 部屋の雰囲気も隔離室特有の独房的なものでは無く、個室的な配慮が成されています。
  7. また、既存の6床室がこの個室兼保護室2床に改造しやすい特性があります。

コンセプト

隔離 拘束

自殺行為・自傷行為が切迫している。暴力行為・器物破壊が著しい状態。いずれも拘束が必要。

隔離 1

暴力行為はあるが、拘束を必要としない。器物破壊はあるが、自由に歩く方がストレス解消できる状態。ベッドは収納。

隔離 2

興奮や他患への迷惑行為はあるが、器物破壊の恐れが無い状態。水中毒や物を詰める恐れがあれば、手洗とトイレの水を止めることができる。

隔離 3

対人関係によるトラブルが続く状態。前室を介してトイレに出入りできる。日常生活に近いトイレの使用方法。

隔離 個室

一般個室として使用し、総室に移れるまでのチェック期間。

構成エレメント

液晶監視窓

普段は患者のプライバシー保護のためにOFF(曇りガラス状態)になっていますが、観察が必要時にはONにして透過させます。患者からは操作出来ません。

衛生機器

保護室用の堅牢なステンレス製腰掛便器やフラッシュバルブユニット、特殊ペーパーホルダー、液晶監視窓で構成するトイレ空間です。また、水中毒患者には外部より水栓を制限できる機能がついています。

さわシステムドアユニット

スチールドアに特殊保護シートを巻いています。遮音性、耐衝撃性に優れ、窓はポリカーボネート板6mmを使用。グレモンハンドルで操作し、開閉の組合わせでフレキシブルに保護室を可変します。

床仕上 ケアソフトフロアー工法

耐衝撃性能にすぐれた保護素材です。通常は歩行感を損なわない適度な固さを保っていますが、転倒などの瞬間的な衝撃を受ける際にクッション効果を発揮します。
用途やご要望に応じて下地層の発泡ビニルシート(t3.0~5.0)を一層または二層接着した上に、仕上層であるUVコートを施した発泡層付抗菌ビニルシートt2.8を圧着する複層工法となります。

壁仕上 ケアガードウォール工法(特許取得済み)

精神病院 保護室用途だけに限らず、刑事施設や留置施設内の特殊な部屋でもご採用いただいている壁保護材「耐衝撃性ビニルシート ケアガード」を使った専用工法です。
ケアガードは、耐衝撃性能に特化した壁保護用の抗菌シートです。病院の保護室内では患者さんの自傷・自殺行為や転倒による怪我や事故を未然に防ぐため、また刑事施設では被収容者が暴れるなどして起こり得る怪我や事故の軽減を目的としています。
用途やご要望に応じて下地層の発泡ビニルシート(t3.0~5.0)を一層または二層接着した上に、仕上層「ケアガードV t2.5」「ケアガードW t2.7」を圧着する複層工法となります。平滑に下地処理したコンクリート面や各種ボード貼面の上に直貼りします。天井面に貼ることは出来ません。施設用途により仕様が異なりますので、お問い合わせください。

内窓サッシ

外窓の位置と大きさに合わせ、室内側に内窓を設置します。障子はポリカーボネートを使った引違い式を標準としており、看護師さんがシリンダー錠で施錠・解錠します。患者さんの悪戯や外部への脱出を予防するため、開閉制限や障子外れ止めを設けて安全を考慮。外窓~内窓の間には患者さんのプライバシーに配慮し、外部からの視線を遮るためロールスクリーンを設置しています。

照明システム

照明器具には前面にも透明アクリル板を装着し、患者さんからはランプに触れられない構造となっています。ランプをFHF32Wを3灯内蔵しており、内2灯は昼白色、1灯は電球色でそれぞれの調光が可能です。患者の病状や作業に合わせた様々な照度、色温度を創り出す事が出来ます。このシステムは、ご要望に合わせて対応するオプション商品です。

音声自動聴取システム

自動聴取機能(全室同時聴取)を備えた交互通話式ナースコールインターホン(監視装置)です。呼出・通話機能を備えていますので、通常は親機・子機間の呼出・通話を行っていただけます。このシステムは、ご要望に合わせて対応するオプション商品です。

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